【マツコの知らない世界】益田啓一郎の経歴と絵地図の世界

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※画像はイメージの空撮写真です(福岡)

皆さんこんにちは「みよし」です。

今回の記事は、NHKブラタモリをはじめ、テレビ番組や映画・舞台監修などの時代考証や企画協力・監修などで有名な益田啓一郎さんの経歴を中心に、6000点以上の絵地図を所有するほどのその情熱に迫ってみます。

 

 

 

 

益田 啓一郎の経歴

益田啓一郎さんは、地域の歴史や文化を深く研究されているアーキビスト(記録保管者)です。

特に福岡県の歴史に精通しており、古写真や絵はがきなどを収集し、数多くの書籍や論文を発表されています。

昭和41年生まれの大分県宇佐市出身で、専門分野は地域史。特に福岡県の近現代史に精通しています。

主な活動は社史・地域史の執筆や西日本鉄道創立110周年史など、数多くの企業や地域の史料を執筆しています。この活動内容から、地元愛の強さが伺えますね。

 

古写真・絵はがき収集など10万点を超える貴重な資料を収集し、地域の歴史の可視化も精力的に活動しています。

著書の出版なども多数手掛けており、「ふくおか絵葉書浪漫」「伝説の西鉄ライオンズ」「ふくおか喫茶店文化史」など、福岡の歴史や文化に関する著書も多数執筆しています。

講演活動なども行っていて、地域の歴史や文化に関する講演会を多数開催しています。

 

ただ単に専門家であるという事ではなく、福岡という所に特に思い入れが強いようですね。

益田 啓一郎と絵地図の世界

絵地図と地図の違いは何かと言うと、なんとなく想像が付くかとは思います。

地図とは、縮尺、記号などの正確なルールが決められているものです。

対して絵地図とは、縮尺や記号などは厳格ではなく、絵を用いて表現されます。

よく観光地のガイドマップなどに使われているのを見る機会も多いのではないでしょうか。

 

鳥瞰図絵師・吉田初三郎

大正から昭和初期に起こった大観光ブーム。そのブームの中、日本内外の旅行パンフレットに鳥瞰図を取り入れたのが「大正の広重」と呼ばれた吉田初三郎という人物なのですが、「吉田初三郎式」と呼ばれたそのデフォルメを用いた表現方法は大変人気があったそうです。

現代でも観光地図などはこの「絵地図」が使われ、初めての土地勘が無いところでも位置関係などが分かり易く、助けられる事だけでなく、旅行後も訪れた場所を思い出す時などに記憶の一助になってくれます。

 

益田啓一郎さんのライフワークは、それだけではありません。

 

・古写真・絵はがきなどの収集

膨大な数の資料を収集し、それらを手がかりに当時の暮らしや社会の様子を復元しています。

・地域史の執筆

西日本鉄道の創立110周年史など、企業や地域の史料を執筆し、地域の歴史を記録に残しています。

・著書の出版

福岡の街並みや文化、西鉄ライオンズなど、様々なテーマで著書を出版し、研究成果を世に問いています。

・講演活動

学校や地域団体などで講演を行い、地域の歴史に対する理解を深める活動を行っています。

・メディア出演

テレビ番組などに出演し、専門知識を生かして時代考証や企画協力を行っています。

近、現代の時代考証など、近いようで失われつつある歴史資料や知識などの見識の広さがうかがえます。

 

まとめ

益田啓一郎さんの活動、仕事ぶりは、歴史や近、現代史に興味がある人にとっては非常に興味湧く方なのではないでしょうか。

 

今回2025年1月28日放送の「マツコの知らない世界」で取り上げられる事をきっかけに記事にしましたが、この他様々な番組で今後益田啓一郎さんのお話しを聞く機会や、ドラマなどの時代考証などで益田啓一郎さんの知識が反映された舞台設定などを見る機会も多いと思います。

 

益田啓一郎さんの著書などにも目を向けるきっかけにしてもいいですね。

 

今回の記事は、以上となります。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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