「あfろ」ゆるキャン△で話題。おすすめの過去作品

漫画・アニメ

数年前から例のウイルスの流行で、にわかにソロでのアウトドアがもてはやされました。「ヒロシです」でも有名な芸人のヒロシさんが、一人キャンプで有名ですが、それよりも前に気合を入れないゆるいキャンプ、いわゆる「ゆるキャン」というムーブが沸き起こっていました。今回の記事では、その「ゆるキャン△」の作者である、「あfろ」先生の過去作品や、現在の作品に至るまでの基になった世界観が垣間見える過去の作品などを取り上げていきます。「あfろ」先生の世界観の原点回帰を楽しんでみませんか。

 

 

 

「あfろ」作品の「ゆるキャン△」を簡単に解説

本当に「あfろ」作品を全く知らない人のための解説ですので、既にゆるキャン△をご存じの方は飛ばしてもらっても全く問題ない内容になっています。

「あfろ」の過去作品

ほむらたむら

現在ではパロディ作品とか、二次創作とかいうジャンルは俗にいう同人誌という名前で知られるようになりましたが、以前はその同人誌と言うのは個人が自費で「自分だったらこの話をこう考える、こうだったら楽しい。」と言うものを、同じ趣旨を理解する者同士で楽しむものでした。

クールジャパンが政府によっても推され、サブカルチャーとして日本のアニメや漫画が世界的に有名になる中、一部の間でだけ楽しまれていたオタク文化の中の一つである同人誌に相当する内容のものを、公式の出版社である大手が発行するようになりました。その中で社会現象にもなった「魔法少女まどか☆マギカ」だけを取り扱った複数の作家作品の雑誌「まんがたいむ きらら☆マギカ」に連載されていたのが「あfろ」先生の作品「魔法少女ほむら☆たむら」です。

月曜日の空飛ぶオレンジ

ほむら☆たむら、より前の作品になります。この頃あたりから既に異色な作風が滲み出ています。人によって評価の分かれる作品が多いのが初期の頃の作風ですね。日常系かと思いきや異次元的。世界観が特殊過ぎてどう説明したらいいのか困ります。一応学園モノの四コマなのですが、場面転換が唐突過ぎて、そういうところが好き嫌いが分かれる所なのではないでしょうか。

「ゆるキャン△」の世界観に共通する部分、バイク好きの所やキャンプやアウトドアに元々興味があったであろう部分が垣間見えるところがあちこちに見受けられます。気が付くと読者を置いてけぼりにするスピード感のあるギャグの進行。ある意味では「ゆるキャン△」より目まぐるしいかもしれません。


この「つかぽん」というキャラクターの雰囲気は、「ゆるキャン△」でもあちこちに出てきます。

探してみるのもまた面白いです。

シロクマと不明局

こちらは初回にして事故でいきなり死んでしまった主人公が、死後の世界で歴史上の有名人に出会ったりしながら郵便配達の仕事をする中で、独特の「あfろ」ワールド全開で楽しめる作品です。この頃辺りから現在の絵柄へのまとまりがでてきます。色使いも安定してきます。この「ちょっと頭になにかいるのでは?」と、思わせるような壊れた愉快な世界観がはまる人にはガッツリくるポイント。

ハッキリ好き嫌いが分かれるところでしょう。初期の頃はこういった世界観の作品が多かったのです。

 

まとめ

デビュー当時から独特の世界観を展開していた「あfろ」先生の作品は、着々とその数を増やしています。気にはなっているんだけど中々きっかけがなくて、とか二の足を踏んでいる方がいましたら、折角なので「あfろ」ワールドの小沼に嵌ってみることをお勧めします。「月曜日の空飛ぶオレンジ」「シロクマと不明局」はどこか馴染みある世界なのに、明らかにここの世界ではないどこかの異世界といった雰囲気が何気にほっこりした癒しのようなものも持ち合わせています。「ゆるキャン△」シリーズもまた一層楽しみの厚みが増えるのではないでしょうか。

 

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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