ブレイキン(2024パリオリンピック)の始まりは?

オリンピック

皆さんこんにちは「みよし」です。

今回の記事は、2024パリで開催されるオリンピックで競技種目に初導入される事になったブレイキン、その始まりからオリンピック競技種目に正式採用されるまでを取り上げてみます。

 

ブレイキンの始まりと、その歴史についてご紹介。

ブレイキン(ブレイクダンス)、競技として認識される前の歴史となると1970年代と実に半世紀以上の昔にまでさかのぼります。

 

発祥はアメリカ、ニューヨークのサウスブロンクス地区。治安の悪い地域で、そこでは貧困地区の縄張り争いによって、たくさんの命が失われていました。そんな中、当時DJだったギャングのボス、アフリカバンバータは人望の厚い人でギャングの抗争をまとめるために「殺し合いをせずに音楽で勝負する」と提唱したのが始まりとされています。そこから踊るバトル、ブレイキンという形式が生まれました。

 

その後、ブロックパーティーという音楽を楽しむ場ができて、踊るバトルが繰り広げられました。

1980年代に入ってニューヨークでメディアに取り上げられるようになり、そこで分かり易くブレイクダンスと名づけられ世に広まりましたが、正式な呼び方はあくまでブレイキンなのだそうです。日本には同じく1980年代にはやり始めました。

その頃はサークルバトルのような形式で、特に審査員などもいない形式がほとんど。それがバトルイベントなどが欧州などで出てきて採点方式が取り入れられるようになり始めました。

 

近年では「バトルオブザイヤー」や「レッドブル BC One」などの世界規模の大会などが開催され、2024パリオリンピックで正式採用されるまでになっています。

まとめ

今回は2024パリで開催されるオリンピックで競技種目に初導入される事になったブレイキンの始まりとその歴史について取り上げてみました。

 

時系列順にまとめます。

 

・1970年代初頭 ニューヨーク、ブロンクスでギャングの抗争をまとめるために「殺し合いをせずに音楽で勝負する」と提唱。

・1970年代前半 ブロックパーティーで踊るバトルが繰り広げられるようになる。

・1980年代 メディアに取り上げられ、ブレイクダンスという呼び方が生まれる。

・1980年代以降 欧州などにも広がり、採点方式などが採用され始める。

・2004年 「レッドブル BC One」などの世界大会が開催されるようになる。

・2024年 2024パリオリンピックで正式競技として種目になる。

 

じつに半世紀もの長い時間をかけて、ギャングの抗争からオリンピックまで歩んで来たブレイキン

そのダンスには様々な要素が取り入れられて、時代の流れの中で変化してきました。これからのブレイキンがどのような発展を遂げていくのか、その踊りのスタイルなども注目したいところです。

 

それではまた別の記事でお会いしましょう。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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