皆さんこんにちは「みよし」です。
2025年9月2日放送の「マツコの知らない世界」で干物が取り上げられますが、干物といえばアジやサバなどを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は近年、ノドグロ・キンキ・大トロといった高級魚や希少部位を干物にした贅沢な商品も人気を集めています。
これらの干物は一般的なものとは一線を画す味わいがあり、一度食べると忘れられない魅力を持っています。
今回はそれぞれの干物がどんな味がするのかを詳しく解説していきます。
ノドグロ(アカムツ)の干物の味わい
「ノドグロ」は白身魚の中でも特に脂が多く、別名「白身のトロ」と呼ばれるほどの高級魚です。干物にすることで余分な水分が抜け、旨みと脂の甘さが凝縮されます。
味の特徴は、塩気と脂の甘みが絶妙に合わさり、上品かつ濃厚。
食感は、ふっくらやわらかく、口に入れると脂がじゅわっと広がります。
特に皮目を香ばしく焼くと、脂がにじみ出して旨みが倍増。シンプルに塩焼きにするだけで、ご飯にも日本酒にも最高の相性を見せます。
キンキ(キチジ)の干物の味わい
「キンキ」は北海道や東北地方で特に人気の高級魚で、脂の量ではノドグロ以上とも言われています。
干物にすると、脂と旨みがさらに濃厚になり、贅沢感のある一品に仕上がります。
味の特徴は、脂が滴るほどジューシーで、旨みが濃い。
ノドグロよりもパンチがあり、力強いコクを感じます。
食感は、皮目は香ばしく、身はしっとりとやわらか。
焼きたてを口に運ぶと、脂のコクと魚本来の甘みが口いっぱいに広がり、思わずお酒が欲しくなる味わいです。
ビールや焼酎との相性も良く、まさに“おつまみの王様”と言える干物です。
大トロの干物の味わい
「大トロ」といえばマグロの中でも最も脂が乗った希少部位。これを干物にするのは珍しいですが、実際に食べてみるとその味わいは他の干物とはまったく異なります。
味の特徴は、とろけるような脂が干物によりさらに凝縮され、濃厚なコクと香ばしさを楽しめます。まるで炙り大トロのような贅沢な風味です。
食感は、脂の多さからホロっと崩れるやわらかさで、口に含むと溶けるように広がります。
特に軽く炙ると香ばしい香りが立ち、旨みが引き締まります。
当然お酒のおつまみとしてはもちろん、贅沢にご飯のお供にしても楽しめます。
食べ方のおすすめ
ノドグロ・キンキ・大トロの干物は、いずれも素材の脂と旨みが強いので、シンプルな焼き方が一番のおすすめです。
中火でじっくりと焼き上げ、表面を香ばしく仕上げることで脂の甘みが際立ちます。
お酒に合わせるなら、ノドグロは日本酒。
キンキはビールや焼酎。
大トロはワインやウイスキーとも好相性です。
ご飯のお供に、脂の甘みと塩気でご飯が進み、普段の食卓を一気に贅沢なものに変えてくれます。
干物に合う日本酒は
基本的には 辛口の日本酒 が万能で合わせやすいですが、
「ノドグロ・キンキ」にはキレのある辛口、
「大トロ」には芳醇な甘口、
というように魚の特徴に合わせると、より楽しめます。
皆さんの地元のそれぞれ有名なお酒を合わせて楽しむのも独特の楽しみが広がると思います。
色々とお手伝いをしている神奈川県真鶴町の干物専門店「魚伝」が運営する炉端焼き屋「傳(Den)」が明日オープン!身内目線抜きに人生で一番美味いと思ってる干物です!… pic.twitter.com/uXpNn1aNhq
— 河瀬璃菜 りな助 (@Linasuke0508) August 22, 2024
まとめ
「ノドグロ・キンキ・大トロの干物」は、いずれも脂の乗った高級魚や部位を干物にした特別な一品です。
ノドグロ → 上品でふっくら、脂の甘さが際立つ干物
キンキ → 濃厚でジューシー、脂のパンチが強い干物
大トロ → とろけるような脂と香ばしさ、唯一無二の干物
一般的な干物とは一味違う、贅沢な味わいを楽しみたい方にはまさにぴったり。自宅で特別な食事をしたいときや、大切な人への贈り物にもおすすめです。
今回の記事は、食卓に欠かせない一品となっている「干物」について、番組で取り上げられる事を
きっかけに、普段馴染みのある魚種から、中々イメージのしずらい「ノドグロ・キンキ・大トロ」を取り上げてみました。
おいしいんだけれど、もう少したまには一味違った種類の干物を開拓してみてはいかがでしょうか。
今回の記事は以上となります。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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