皆さんこんにちは「みよし」です。
今回の記事は、ケニアで障害をもった児童の発達支援の療育施設「シロアムの園」を運営する公文和子さんの医療従事者・小児科医としての経歴をご紹介します。
公文和子さんの経歴は
1968年和歌山県生まれ、東京で育つ。
公文和子さんが、ケニアで障害を持つ子供と家族が抱える困難を目の当たりにし、日本で言う児童発達支援センター(障害のある児童に身近な地域で支援を提供する施設)のような専門施設がほとんどなく、個々の障害児に合ったケアや教育を受けられない状況に心を痛めたのです。
公文和子さんは2002年から国際協力機構(JICA)のエイズ専門家としてケニアに赴任しました。
現地の国際非政府組織(NGO)や民間診療所でも働き、障害児と家族が抱える困難を目の当たりにしました。そこでは専門施設がなく、偏見に苦しむ家族の姿を目の当たりにしたのです。
公文和子さんはその後ケニアに在住して、様々なケニアの保健医療分野の仕事に携わってきましたが、これまでの障がいを持った子供たちとそのご家族との出会いを土台として、子供達とその家族やそれを取り巻く地域と共に歩み、療育・包括的ケアを目指す事業の準備を開始しました。障害を持って生まれた子供に対しての接し方など、子供とその家族・地域までを含めた活動は、想像を絶する困難の連続である事は想像に難くないです。
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しかし、困難ばかりではないと思います。障害児を取り巻く周囲の環境・家族、そしてそれを取り巻く地域の考え方など、偏見などもあるなかで地道に交流して意識を変えていく活動の中で、少しずつでも人の考えも変わっているようです。
小さな事から一つずつでも、障害を持って生きる子供達とその家族も含めて、一つでも多くの家族と地域が幸せを目指して互いに生きていけるようになるのではないでしょうか。
まとめ
公文和子さんは長い事国際NGOでの医療活動やJICA(国際協力機構)の専門家として活動を続けてきました。ですが、まだまだケニアの社会全体としては障害児に対しての環境は十分なものでは決してなく、ケニアの社会を変えていかないと駄目だと考えているそうです。
今回の記事は公文和子さんの経歴を中心に、現状の問題などを取り上げました。
今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた別の記事でお会いしましょう。
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