皆さんこんにちは「みよし」です。
今回取り上げるのは、天気を司るとされる神様がまつられている東京高円寺の氷川神社の隣にある「気象神社」です。日本で唯一とされる気象神社ですが、天候を司る神社となれば割と近くにもあるのではないでしょうか?
気象神社は全国にいくつある?
「気象神社」という名前を聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?神社といえば、神様を祀る場所であり、その神様によって様々なご利益があると考えられています。では、気象神社にはどのようなご利益があるのでしょうか?そして、全国にどれくらいの数の気象神社が存在するのでしょうか?
気象神社は、その名の通り、気象を司る神様を祀る神社です。特に有名なのが、東京都杉並区にある高円寺氷川神社の末社である気象神社です。この神社は、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)という神様を祀っており、日本で唯一と言われ、天気に関するあらゆる願いを叶えてくれるとされています。雨男・雨女の悩みを持つ人や、天気に左右されやすい体質の人など、多くの人々が訪れる人気の神社です。八意思兼命はその名の通り『晴』『曇』『雨』『雪』『雷』『風』『霜』『霧』という八つの気象条件を司ることができるとされています。気象神社が日本唯一と言われる理由は、この八意思兼命を祀っている点です。
しかし、気象に関しての神社は高円寺氷川神社だけではありません。全国各地には、気象に関連する神様を祀る神社が数多く存在します。例えば、雷神を祀る雷電神社(群馬県板倉町)や、風神を祀る風巻神社(新潟県上越市)などが挙げられます。これらの神社は、それぞれが地域の歴史や風習と深く結びついており、人々の生活の中に根付いています。
近くの気象の神社は
気象神社以外にも、「天気に強い」と言われる気象の神社は数多く存在します。少し紛らわしいかもしれませんが例えば、雨乞いの神様を祀る神社や、晴天を祈る神様を祀る神社などが挙げられます。
雷や風など、事象に対しての専門性が高いと言ってしまうと少し俗な言い方でしょうか。
これらの神社は、古くから人々が天候に左右される生活を送ってきた中で、豊作や安全を祈願するために信仰されてきました。その地域ごとに恵と同時に災害をもたらす天候も特性が様々であり、風が強い地域、雷が多い地域、雨の多い地域など、その地域によって畏怖すべき存在が違うと言えます。
また、地域によっては、特定の山の神様や川の神様などが、天候を司ると考えられており、その神様を祀る神社も「天気に強い」と言われることがあります。これらの神社は、地域の人々にとって、生活の守り神として大切にされてきました。
いよいよ吹く風からも秋深さが感じられるようになってきました。鮮やかな色使いの花手水を作っていただきました。#shizuku#しずく#花手水#高円寺氷川神社#気象神社 pic.twitter.com/qIePeXdXcs
— 高円寺氷川神社 日本唯一の気象神社 (@koenji_hikawa) October 29, 2024
まとめ
その地域によって気象を司る神社は、全国各地に数多く存在し、それぞれが地域の歴史や風習と深く結びついています。気象神社と呼ばれる神社は日本では氷川神社の気象神社が唯一の存在ですが、皆さんの地元にもそれぞれの地域の天候を司っている神社があります。東京はちょっと遠いと思う方で気象の悩みをお持ちの方は、身近な気象の神様が祀られている神社に足を運んでみてはいかがでしょうか。何かしらのヒントが見つかるかもしれません。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございました。
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