【2025情熱大陸】北川啓介 、インスタントハウス どれくらいの期間で設置できる?

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※モンゴルのゲル(家)
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皆さんこんにちは「みよし」です。

今回の記事はインスタントハウス建築家の北川啓介さんが設計したインスタントハウスの設置期間を中心に、価格やなども取り上げてみます。

 

 

 

インスタントハウス どれくらいの期間で設置できる?

設置期間というか、設置時間はたったの3~4時間ほど。

車2台分のスペースがあれば設置可能ということで、そんなに簡単に建ってしまうものなの?と思ってしまいます。

注文からは大体3週間ほどで、一日に2棟までの設置が可能ということです。

設置したい場所に風船を膨らませるようにポリエステル製のテントを膨らませ、その内側には硬質発泡ウレタンを吹き付けるという方式。

 

・硬質ウレタン

複数の薬剤を混合し発泡させて作る樹脂素材です。 硬質発泡ウレタンは木材と同程度の強度があると言われています。

 

インスタントハウスには断熱効果もあり、耐風性も高く震度6強の地震に対しても崩壊しない耐震性も兼ね備えています。それだけの強度があるなら、積雪に対しての強度も高いでしょう。

ホイップクリームのように、頭がすぼまっている形状なので、雪も分厚くは積もらないですね。

正に豪雪地帯に向いた形だと言えるのではないでしょうか。

2025年1月12日の積雪状態。

天井が砲弾形状なのでまっすぐ積みあがらないようですね。

画像は周辺が約1.6メートルの積雪の状態時です。

しっかり形状を保っています。

 

遊牧民などの「ゲル」と言われる家に特徴が似ていると思うのですが、人によってはまた別の住居に似て見えるかも知れません。

「ゲル」に比べると、頭が栗のようになっているので可愛らしさがあります。

 

・実際の使用例

群馬県北部、みなかみの更に北側の、「日本一のもぐら駅」で有名な土合駅。そこの少し山手にグランピングの施設「土合ビレッジ」さんがありますが、こちらには実際にこのインスタントハウスが使用されているとのことです。

期間限定とのことなので、それ以外は積雪対策しているということなのでしょうか。

 


・2024元日の能登半島地震に駆けつける

2011の東日本大震災で得た経験から、たった3~4時間程度での居住可能な家を建てられるようになったことの真価が発揮されたようです。

まとめ

最後に気になるのは価格ではないでしょうか?

こちら、S、M、Lの3種あり、最も売れているのが15㎡のMサイズだそうで、販売金額は税込みで187万円(施工費・運搬費などは別途地域により異なる)だそうです。

これを高いと見るか安いと見るかは人によるとは思いますが、災害等で緊急となればプレハブでもさすがに3時間なんて短時間での施工は困難ではないでしょうか。

地震大国日本で、私達自身がインスタントハウスに生活を助けてもらう事も今後あるかもしれませんね。

 

今回の記事は以上となります。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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