車いすフェンシングの戦い方とルール【2024パリパラリンピック】

オリンピック

皆さんこんにちは「みよし」です。

今回の記事は、パリパラリンピックで行われる競技のひとつ「車いすフェンシング」について、どうやって戦っているのかや、ルールについて解説したいと思います。

 

 

 

車いすフェンシングの戦い方

車いすフェンシングは、車いすに乗った選手たちが剣を用いて戦う、ダイナミックかつ戦略的なスポーツです。身体的なハンディキャップを乗り越え、スピードとテクニックを駆使して勝利を目指す姿は、多くの人々に感動を与えます。では、車いすフェンシングは具体的にどのように戦うのでしょうか?

車いすフェンシングの試合は、座っている選手同士の戦いという点で、独特な側面を持っています。

車いすフェンシングの大きな特徴の一つは、上半身の動きが非常に重要であるということです。

腕や体の軸を巧みに使い、剣をコントロールし、攻撃と防御を繰り返します。車いすの安定性を保ちながら、いかに素早く正確に剣を動かすことができるかが、勝敗を分ける鍵となります。

車いすフェンシングのルール

車いすフェンシングで使用される装備は、健常者のフェンシングとほぼ同様です。ただし、車いすに固定するためのベルトや、安全性を高めるためのパッドなどが追加されます。

試合は以下の3種目で行われます。

「エペ」上半身全体の突きを行う。

「フルーレ」それぞれに胴体だけを突く。

「サーブル」上半身への突きに加え斬る動作も有効。

以上の3種目で行われ、それぞれの種目ごとに有効打突部位やルールが異なります。試合時間や休憩時間なども、国際フェンシング連盟の規定に則って行われます。

車いすフェンシングの魅力は、その繊細かつ大胆な動きと、下肢の動きが制限される状況での選手たちの強いメンタルにあります。身体的なハンディキャップを乗り越え、スポーツを通じて自己実現を目指す姿は、多くの人々に勇気を与えています。

また、車いすフェンシングは、障害の有無に関わらず、誰もが楽しめるスポーツとして注目されていて、文字通り健常者で競技を楽しむ方もいます。パラ競技ならではの難しさが、新たな面白さを持っているのでしょう。

まとめ

車いすフェンシングは、健常者のフェンシングと同様のルールで行われつつも、上半身の動きを最大限に活かした戦いが展開されます。車いすフェンシングは、障害者スポーツの枠を超え、多くの人々に感動と勇気を与える、魅力的なスポーツと言えるでしょう。車いす競技全般に言える事ですが、下肢の動きが制限される状況と言うのは、下肢が使える人が固定されて制限されるよりも遥かに踏ん張りが効かないというところです。人によって障害の程度が同じではないので一概には言えませんが、無意識に力を入れて踏ん張るという事が出来ないのです。それを頭に入れて競技をみていると一つ違った魅力が見えてくるかもしれません。

今回の記事は、車いすフェンシングの戦い方とルールについてご紹介しました。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

今回の記事も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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