こんにちは「みよし」です。
今回は4月末に開通した、新潟県と福島県を結ぶ国道252号線の六十里越えと呼ばれる峠道の中でも特にスノーシェッドについてご紹介します。例年冬になると降雪量の多さから冬季閉鎖になる国道252号線の六十里越え。数年前に雪崩で崩壊した「あいよし橋」の区間は現在修復中の為に大型車が通行できない状況です。
六十里越えのツーリングの途中で寄ってみる
そもそもなんでわざわざスノーシェッドを取り上げようと思ったのかですが、「見方を変えると結構違った雰囲気に見えますよ」、と言う動機からなんです。乗り物ではシーズンになると結構多くの人が通り抜けているのに同じ場所を歩いている人を見たことないんです。たまたま出会わなかっただけかもしれませんが。
六十里越えのおすすめのスノーシェッド
・新潟県側、柿の木スノーシェッド
ここは全体的な綺麗さがある所と、乗り物を止めてからのアクセスは楽なところです。
スノーシェッド入口の上に青い看板で「柿ノ木スノーシェッド」と表記されています。
川のカーブの添うように道が走っていて、晴れた日だと谷にも関わらず圧迫感があまりないのも特徴です。下から登って行くとスノーシェッド出口付近でJR只見線と交差します。入り組んだ構造も面白いところです。
・福島県側、県境トンネル直結スノーシェッド
ここはまるで滝の裏側を通り抜けているような雰囲気があるスノーシェッドです。
新潟県側のトンネル入り口天井に「六十里越隧道」という表記があります。いつ行っても常に濡れている区間という感じですので運転には十分注意しましょう。
ここの筆者のおすすめポイントは「見る角度によって別世界のように見える」点です。
見ようによって廃墟のような、遺跡のような、古いコンクリート製のスノーシェッドが流れる水に侵食されて独特の雰囲気を出しています。
非常に個人的な感想なので、映えるかどうかの責任は持てませんが。
地形図などで確認すると、鬼ヶ面山から下る赤柴沢という沢筋になるところで、地形的に頻繁に補強工事が行われているエリアです。写真は全て特に立ち入りが制限されていない場所から撮影していますが、2011年頃から行き始めてこの区域で工事していない年を見たことがありません。安全確保は自己責任でお願いします。
飲んだ訳ではありませんが水はかなり綺麗です。ただ、この場所はめちゃくちゃ濡れます。
「雪割駐車場」に止めてから少し歩きますが、見えている距離なので数分です。
一部交互通行になっていますので注意して通過しましょう。
スノーシェッド内からのアクセスが歩道もあって安全です。
まとめ
新潟~福島間の六十里越えはツーリング、ドライブなどで走る楽しさがあるコースです。
その途中でこんなところもあるといった程度に覚えておいて、ふらっと立ち寄ってみて下さい。
有名スポットと違い人目があるのに一人になれます。
・おまけ
2022年に雪崩で流出した「あいよし」橋です。
こんな頑丈な橋が流されるなんて、恐ろしいパワーです。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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