【カンブリア】トイファクトリー藤井昭文、災害時にも頼れるキャンピングカーの新たな可能性

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※画像はイメージです。
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皆さんこんにちは「みよし」です。

今回の記事は

近年地震や豪雨など、災害が多発する日本ですが、もしも停電や断水が続いたとき、安心して過ごせる場所があるとしたらどうでしょうか。
そんな“動く避難所”として注目されているのが、キャンピングカーです。

中でも岐阜発のメーカー「トイファクトリー」は、災害時にも役立つキャンピングカーづくりを先駆けて進めてきました。

代表の藤井昭文(ふじい あきふみ)さんが掲げるのは、「旅をもっと自由に」と「もっと快適に」を両立する新しい車の形です。

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トイファクトリーとは?国内トップクラスのキャンピングカーメーカー

岐阜県可児市に本社を構えるトイファクトリーは、1995年創業の国産キャンピングカーメーカー。トヨタハイエースをベースに、居住性と耐久性を兼ね備えた車両を製造しています。

「HACO×HACO(ハコハコ)」は、ハイエースの荷室を用途に合わせて、ご自身でカスタマイズが可能!

トイファクトリーさんの最大の特徴は、職人による国内生産と品質へのこだわり。

断熱性能の高いボディ構造や、家庭用エアコン・冷蔵庫を搭載した快適な室内空間は、一般ユーザーだけでなく自治体や企業からも高く評価されています。

 

人気モデルには「BADEN(バーデン)」や「GT」「LAND TEPEE」などがあり、いずれもアウトドアだけでなく、長期滞在や車中泊生活にも対応できる設計になっており、単なるレジャービークルではなく、「もしも」に強い車づくりを続けているのがトイファクトリーの大きな特徴です。

藤井昭文が描く「災害対応型キャンピングカー」の構想

代表の藤井昭文さんは、キャンピングカー業界の先駆者の一人。
当初は“旅をもっと自由にするための車”として事業を展開していましたが、東日本大震災をきっかけに発想が変わったといいます。

「キャンピングカーはレジャーだけでなく、人の命を守る存在になれる」という、その考えから生まれたのが災害対応型キャンピングカーの開発です。

トイファクトリーの車両には、ソーラーパネルや大容量サブバッテリー、冷暖房、簡易トイレ、給水タンクなどを搭載可能。

停電時でも電気を自給し、調理や照明が使える仕様となっています。
さらに、シートアレンジや収納設計にも工夫が施され、狭い空間でも快適に過ごせる作りが評判を呼んでいます。

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災害現場で実際に活躍するキャンピングカー

実際に、トイファクトリーのキャンピングカーは全国各地の災害現場で活用されています。
たとえば近年の豪雨災害や地震の際、避難所代わりに医療関係者や自治体職員が宿泊するなどの事例が報告されています。

車両に搭載された電源システムは、医療機器や通信機器の電源としても利用可能。
また、プライベート空間を確保できることから、避難所生活でのストレス軽減にもつながるのではないでしょうか。

ある利用者は、「長旅の時に大人でもゴロゴロできるし、子供さんやペットものびのびと過ごせそうです。」という感想をお持ちのユーザーさんもいて、その居住性の良さが災害時などにも圧倒的な差になるでしょう。

 

藤井昭文さんは、こうした経験を踏まえ、「キャンピングカーは“移動できるインフラ”になり得る」と強調。
災害支援の一環として、今後も自治体やNPOと連携を深めていく方針を示しています。

災害への備えに、キャンピングカーという選択肢

防災意識が高まる中で、キャンピングカーを“防災車両”として所有する人が増えています。

これは特に2011年の東北太平洋沖地震3・11をきっかけに広がったといえるのではないでしょうか。

 

普段は旅行や車中泊を楽しみ、いざというときには避難スペースや電源として活用できる「デュアルライフ」的な考え方が広がっています。

特にトイファクトリーの車両は、ソーラー発電+走行充電+外部電源の3系統を備え、非常時にも強い設計。
家庭用エアコンや電子レンジが使えるほどの電力を確保できるため、災害時の“第二の家”としても注目されています。

実際、自治体が防災用にトイファクトリー製多機能車両「マルモビ」を導入。

トイファクトリーさんのご当地である岐阜県の可児市が「マルモビパートナーシップ協定」を締結するなど、社会的な関心は年々高まっています。

 


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まとめ

トイファクトリーのキャンピングカーは、単なる“旅の道具”を超え、**「安心を運ぶ車」**へと進化しています。

藤井昭文さんは、「クルマが人を運ぶだけでなく、“安心”を運ぶ時代をつくりたい」と語ります。

災害時にも家族を守れる車。
そして平常時には、自然と触れ合う旅のパートナー。
そんな両立を叶えるトイファクトリーの取り組みは、これからの日本にとって大きな意味を持つでしょう。

 

防災と快適な旅を両立する、新しいライフスタイルの提案――それこそが、藤井昭文さんとトイファクトリーが描く未来の形なのです。

 

決して安い買い物ではありませんが、もし手の届く範囲にトイファクトリー製のバンコンがあるのならば、手にする価値のあるものではないでしょうか。

 

今回の記事は以上となります。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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