こんにちは「みよし」です。
今回は田んぼに浮かぶホテル「スイデンテラス」を作った山中大介さんを取り上げます。
東京生まれの山中大介さんは現在山形県に移住。ヤマガタデザイン株式会社の代表取締役です。
山中大介さんが作ったスイデンテラスとはどんなところ?
山中大介さんが山形県庄内平野に作ったスイデンテラス。
そもそもそれだけ聞いても何の事か分からないので説明しますと、文字通り水田の中に浮かぶが如く建つホテルです。本当に周り田んぼのど真ん中なんですね。ただ、この場所地図アプリなどで見ると面白いのが、スイデンテラスから少し南下するとJR線を境にして南側が別の世界を張り付けたみたいに住宅地なんですね。鶴岡市の中心、その北端がスイデンテラスでそこから北側がそれこそ一面の田園地帯。街側から田んぼに面していると言ってもいいかもしれません。スイデンテラスのみならず、鶴岡市が田んぼに取り囲まれている感じです。
東北🈂️旅の時に…
スイデンテラスに泊まれるかも✨ pic.twitter.com/jqCTlEoyTA— 🍹ガラポさん【🈂️旅大好き】 (@Saunaikitai7) April 15, 2024
客室からは庄内平野がのぞめるだけでなく、ただ静かなだけではない自然の音も堪能できそうです。
虫やカエルの鳴き声や風の音など、地方住まいの方でもなかなか最近では体感しづらい自然の感触が味わえそうですね。山形庄内の地場産食材の中でも旬なものを厳選して提供されるダイニング&バーもあり、特に山形は米どころならではの酒でも有名なところ。お酒好きにはたまらないでしょう。
山中大介さんの目指したもの
山中大介さんが目指したものとは一体何でしょうか?
観光、教育、農業、人材の4分野で8つの事業を展開する、その考えの中には地方が抱える問題の全てがあります。それら全ての解決という考えがあるそうですが、これは特に山形、秋田、青森などが特に顕著に抱えている問題です。人口減少や高齢化という言葉は聞き飽きたという方も多いでしょうが、これらは当然つながっているわけです。地方地域が儲けられるアイディア、産業、人が都市へ流出する一方ではなく地方から生まれたそれらが地方に恩恵をもたらすようにつねに知恵を出し続けているのです。
山形県の庄内地域から革命を起こそうとしてる奴がいる。山中大介。水田を景観化したホテル「スイデンテラス」に始まり、教育、人材、そして有機農業と、地方の課題を次々と解決していき、それをモデル化して全国に展開しようとしている。… pic.twitter.com/pxA6ytoFhp
— 高木新平 / スタートアップのブランディング (@Shimpe1) April 5, 2023
スイデンテラス以外にも、子供の教育施設「ソライ」や電気料金の一部が教育に投資される電力「ソライでんき」の設立など他にも多岐に渡ります。スイデンテラスはその一つなんですね。
まとめ
今回の記事は、ヤマガタデザイン株式会社の代表取締役である山中大介さんの作ったスイデンテラスについて取り上げてみました。
いままでも各地方では地場産業を盛り立てようとあれこれ知恵を絞ってきていますが、視点が狭くなりがちな感が否めないところも多いように思います。人が多かった昔と違い、ただ県外からの観光客をあてにするのではなく、そもそも暮らしを営む人を増やす事を生活の糧を含めて考える、新しい考え方だと思いました。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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